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ヒアルロン酸治療 〜Hyaluronic acid〜


ヒアルロン酸治療

■歯科医院における口元の審美回復の適用
以下のような場合に、ヒアルロン酸を用いた審美・美容歯科治療が適用となります。
・歯科口腔外科領域の疾患による形態の変化に対する口唇領域の審美回復
・一通りの歯科治療を行った上で、なおかつ一層の審美回復をご希望される場合

具体的には・・・
・歯が喪失して口元のハリがなくなってきた
・歯周病で歯ぐきがやせて口元が気になる
・咬み合わせが低くなって口元がたるむ
・顎顔面外科処置後の口元が気になる
・インプラントや矯正治療後の審美ケア
などがあげられます。したがいまして、
単純に美容のみを目的とした治療はあまりお勧めしておりません。

■審美的な基準は個人差が大きいもの
 とはいえ、『見た目』の判断基準は、結局のところ患者様ご自身の「主観」によるものが大きいかと思います。患者様の価値観を第一に、きまりを遵守し、より安全で効果的な治療ができますよう、最善のご提案をいたしております。

ヒアルロン酸のヒミツ

ヒアルロン酸が肌の潤いやハリを保つ成分であることは、美容フリークには有名な話。ですが、ヒアルロン酸の人気の理由は、まだ他にもあるのです。まずは、幅広い分野で使われているヒアルロン酸の“効果のヒミツ”に迫ります。

もともと人の体内にある成分、だから安全!

もともと人の体内にある成分、だから安全! “潤いとハリを与える美肌成分”として有名なヒアルロン酸は、アミノ酸の仲間「ムコ多糖類」の一種。人の皮膚や細胞に存在するゼリー状の成分で、特に脳、目、心臓、子宮、へその緒、関節、皮膚の細胞間に多く見られます。人の体内成分という安全性から、関節炎の治療にもよく使われています。


1gで6L!驚異の保水性

1gで6L!驚異の保水性 ヒアルロン酸の大きな特徴が「保水性」。ヒアルロン酸1gで、約6Lもの水分を蓄えられるというから驚きです。しかし、体内のヒアルロン酸量は加齢と共に減少。0〜20歳を100%とした場合、60歳ごろには20〜25%までに減ってしまいます。


時間が経つと体内に安全に吸収される

外から補給したヒアルロン酸は、体内で少しずつ水分に変化し、半年〜1年ほどかけて吸収されます。ヒアルロン酸は分子量が大きいため、スキンケア製品で肌に塗るよりは、直接体内に取り込めるサプリメントや注射が効率的。もともと体内に存在する成分のため副作用の心配がありません。


アレルギーが少ない

アレルギーの心配が少ないのもヒアルロン酸の特徴。1,000人あたり1〜2人という確率はコラーゲンに比べると格段に低く、その分気軽に施術を受けられるメリットがあります。また、注入前のアレルギーチェックも必要ないため、当日すぐに治療が可能です。


種類があり、応用範囲が広い

ヒアルロン酸は体内のどこに存在するかで分子の大きさや密度が異なります。また、分子が小さいほど吸収が早く、大きいほど持続性があるという性質も。美容整形において、シワ治療、自然なハリのあるバストアップ、硬さの必要なアゴ形成など、部位や目的にあわせてヒアルロン酸が使えるのはこのためです。

ヒアルロン酸 唇

ヒアルロン酸症例
ヒアルロン酸症例
ヒアルロン酸症例

ヒアルロン酸治療の条件

■厚生労働省(旧厚生省)の「歯科口腔外科に関する検討会」
平成8年に、厚生省(当時)において、歯科口腔外科に関する検討会」が開かれました。その中で「標榜診療科としての歯科口腔外科の診療領域について」という議題があり、歯科医師が単独で診療することができる領域として、以下の領域が意見として取りまとめられました。
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「標榜診療科としての歯科口腔外科の診療領域の対象は、原則として口唇、頬粘膜、上下歯槽、硬口蓋、舌前3分の2、口腔底に、軟口蓋、顎骨(顎関節を含む)、唾液腺(耳下腺を除く)を加える部位とする」。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
従いまして、歯科医院においては、たとえば「頬のたるみが気になる」「鼻筋を整えたい」「目元が気になる」といったようなご要望には、残念ながらお応えいたしかねます。

ヒアルロン酸の診療領域

■ヒアルロン酸治療の対象となる「口唇」について
「口唇」といいますと、一般的には唇の赤い部分をイメージしますが、医学的(解剖学的)には、次のように定義されています。
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【口唇の構造】
皮膚部・移行部・粘膜部の3部に区別。皮膚部は一般の皮膚と同じ構造で、汗腺、毛包腺(脂腺)があり、成人男性は須毛を生ずる。皮膚部と粘膜部との移行部は角化しない重層扁平上皮で毛はなく、固有層は血管に富み、透明な上皮を通して赤く見え、いわゆる唇紅(あるいは赤唇、赤色唇縁)をきたす。口腔粘膜に続く粘膜部は、粘膜で覆われ、口唇腺が導管をもって開口する。口唇の基礎をなすのは口輪筋で、口裂を取り囲み縁部と唇部とからなり、口裂を開閉するのに役立つ。 (医歯薬出版:歯科医学大辞典より)
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つまり、口輪筋に裏打ちされた部位が「口唇」となります。治療の部位で言いますと、鼻唇溝(法令線)、上唇と鼻の下縁までの部分、口角溝(マリオネットライン)、下唇と顎までの上約半分(顎先は入りません)となります。 逆に、上記の領域の内側であれば、歯科医師の診療領域であるということが、厚生労働省(旧厚生省)の検討会の議事要旨に明文化されており、十分な知識と技術をもって行えば、法的にも問題は生じないことになります。

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